2008.10.10
ゴリオ爺さん
ボブディランが自伝かなんかで「バルザックは愉快なやつだ」とかって書いてて、気になって読んでみました。
バルザックの小説は、別の物語の中に同じ登場人物が出てきたりして、一連の作品群を「人間喜劇」と呼ぶのだけど、これ一冊しか読んでないから本当の面白さは解ってないかもしれないです。
サリンジャーの「グラース・サーガ」も同様に、グラース家の7人兄弟が別の小説に登場していて、それぞれの物語が完結してるのだけど、複数小説にまたがって人を描く小説はサリンジャーが初めてでは無いんですね。
パリの社交界と路地裏の安下宿を舞台に、様々な人々が交錯するドラマを描いてます。気軽に読んでもエンターテイメントとして楽しめる。ただ、最後はゴリオ爺さんがしゃべりすぎで、いまいち感情移入できなかった。



