21世紀の国富論

シリコンバレーの実業家、原丈人さんの本。アメリカで活躍してる人は根っこが明るくて良いです。これからの日本は悪くないって言ってる人は意外に多いんですが、原さんもその一人です。

ポストコンピューターの基幹産業として「PUC」を挙げてます。
使っていることを感じさせず(Pervasive)、どこでも(Ubiquitous)、双方向のコミュニケーション(Communications)の意味で、コンピューターは元々、計算機であって使いやすさを優先したプロダクトでは無いのだから、誰でもどこでも使える便利製品にしましょうって事らしいです。
そのためにはハードとソフトが一体化してる必要があって、その技術力は日本にしかない、アメリカはもうハードはつくれないから。

ただ、「PUC」のイメージが漠然としすぎでよく解らなかった。携帯みたいのしかイメージできない。どれだけ便利機能がついても、必要なければ使わないでしょ?って思ってしまうんだけど。

最近のアメリカはえらい事になってますが、アメリカの限界についても書かれてます。「会社は株主のもの」といった考え方や、会計制度を利用したCEOゴロなんかの批判をしてます。この辺は全面的に納得できる。