洗濯船の目的について
洗濯船の目的について

いま日本では、お芝居やミュージカルなど様々な演劇作品が、毎日どこかで上演されています。その中でも、メディアや観客の注目を集める作品は、日本の劇作家のものよりも、海外の翻訳ものの方が多いのではないでしょうか。
日本のカンパニーが上演する海外の舞台作品には、質が高く面白いものが選ばれます。それらの物語は、人種や国境を越える普遍的なテーマを扱い、人間の真実を明らかにし、観る者の心を揺さぶります。私も何度眼を開かされ、どれほど影響を受けたか分かりません。しかし、最近になって一つの思いが湧いて来るようになりました。
 
「日本の物語は、なくていいの?」
 
 物語には、それを共有するコミュニティの、ものの見方や考え方、理想が色濃く映し出されます。つまり物語には、コミュニティに属する自己を見つめる機能があるのです。
現代の日本に生きる私たちが、海外の物語ばかりを頼りにしていていいのか?借りものの物語で、リアルな日本の私たちをどこまで考えられているのだろうか?こんな思いが湧いたのです。
今、私たちは時代の曲がり角に立たされていると強く感じます。自然環境が大きく変わり、政治、経済、科学、宗教、人のあらゆる価値観が再構築されつつあります。この流れの中で、現代日本の物語を探すことは、私たちの未来のカタチ、ひいては幸せのあり方を探すことに繋がるのではないか。洗濯船一同このような目的を持って、創作に携わっています。
 

表現工房・洗濯船
脚本/演出 武田 桂

いま日本では、お芝居やミュージカルなど様々な演劇作品が、毎日どこかで上演されています。その中でも、メディアや観客の注目を集める作品は、日本の劇作家のものよりも、海外の翻訳ものの方が多いのではないでしょうか。
日本のカンパニーが上演する海外の舞台作品には、質が高く面白いものが選ばれます。それらの物語は、人種や国境を越える普遍的なテーマを扱い、人間の真実を明らかにし、観る者の心を揺さぶります。私も何度眼を開かされ、どれほど影響を受けたか分かりません。しかし、最近になって一つの思いが湧いて来るようになりました。
 
「日本の物語は、なくていいの?」
 
 物語には、それを共有するコミュニティの、ものの見方や考え方、理想が色濃く映し出されます。つまり物語には、コミュニティに属する自己を見つめる機能があるのです。
現代の日本に生きる私たちが、海外の物語ばかりを頼りにしていていいのか?借りものの物語で、リアルな日本の私たちをどこまで考えられているのだろうか?こんな思いが湧いたのです。
今、私たちは時代の曲がり角に立たされていると強く感じます。自然環境が大きく変わり、政治、経済、科学、宗教、人のあらゆる価値観が再構築されつつあります。この流れの中で、現代日本の物語を探すことは、私たちの未来のカタチ、ひいては幸せのあり方を探すことに繋がるのではないか。洗濯船一同このような目的を持って、創作に携わっています。
 

表現工房・洗濯船
脚本/演出 武田 桂