2008.10.18

sebone - 2008

アートイベント「sebone」に行ってきました。
アートによるまちづくりとして、今年で5回目。


MEIHOビル内にて。子供の絵は良いです。
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2008.10.10

ゴリオ爺さん

ゴリオ爺さん

ボブディランが自伝かなんかで「バルザックは愉快なやつだ」とかって書いてて、気になって読んでみました。

バルザックの小説は、別の物語の中に同じ登場人物が出てきたりして、一連の作品群を「人間喜劇」と呼ぶのだけど、これ一冊しか読んでないから本当の面白さは解ってないかもしれないです。
サリンジャーの「グラース・サーガ」も同様に、グラース家の7人兄弟が別の小説に登場していて、それぞれの物語が完結してるのだけど、複数小説にまたがって人を描く小説はサリンジャーが初めてでは無いんですね。

パリの社交界と路地裏の安下宿を舞台に、様々な人々が交錯するドラマを描いてます。気軽に読んでもエンターテイメントとして楽しめる。ただ、最後はゴリオ爺さんがしゃべりすぎで、いまいち感情移入できなかった。


モモ - 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

ネバーエンディングストーリーの原作者、ミヒャエル・エンデの著作。
こういった、子供だましではないファンタジーが好きです。
ジブリが映画化してくれたらいいのにな。


21世紀の国富論

シリコンバレーの実業家、原丈人さんの本。アメリカで活躍してる人は根っこが明るくて良いです。これからの日本は悪くないって言ってる人は意外に多いんですが、原さんもその一人です。

ポストコンピューターの基幹産業として「PUC」を挙げてます。
使っていることを感じさせず(Pervasive)、どこでも(Ubiquitous)、双方向のコミュニケーション(Communications)の意味で、コンピューターは元々、計算機であって使いやすさを優先したプロダクトでは無いのだから、誰でもどこでも使える便利製品にしましょうって事らしいです。
そのためにはハードとソフトが一体化してる必要があって、その技術力は日本にしかない、アメリカはもうハードはつくれないから。

ただ、「PUC」のイメージが漠然としすぎでよく解らなかった。携帯みたいのしかイメージできない。どれだけ便利機能がついても、必要なければ使わないでしょ?って思ってしまうんだけど。

最近のアメリカはえらい事になってますが、アメリカの限界についても書かれてます。「会社は株主のもの」といった考え方や、会計制度を利用したCEOゴロなんかの批判をしてます。この辺は全面的に納得できる。


更新さぼって、ひたすら本読んでたので書評です。

ActionScript 3.0 アニメーション

かなり前に買って、あまりのボリュームに手を付けてなかったのだけどようやく読み終えました。
ActionScriptの物理運動の制御なんだけど、難しい事を解りやすく理解させてくれる良書。ゲーム制作者には面白くてしょうがないんじゃないかと思います。

プログラムに必要なのは答えを出す事ではなくて、答えを導く式を組み立てる事。難しい計算ってのはコンピューターがやってくれるから。数学嫌いでも拒否らずに読めば理解はできると思います。
前に学習塾のCMでイギリス?では答えがあって式を埋めるみたいなのがあったけど、この辺を見込んでの教え方なのかなーと思った。(考えるのが楽しくなるでしょ?ってやつです。)

ただ、仕組みが何となく解っても、なぞっただけでは面白いものにはならないなーってのも実感としてあります。
これ読めば中村勇吾さんみたいにつくれるかって言ったらそういう訳でもない。
あたり前だけど。